認識力はどうやって育まれるのか ~認識と論理的思考の関係性~

 

認識力はどうやって育まれるのか ?

 

こんばんは。passoです。

今日は前回お約束していた通り、これについて述べたいと思います。

”認識”はWEB上で「主体あるいは主観が対象を明確に把握すること」と定義されています。つまり、認識が正しいというのは「物事の意味をちゃんと理解できている」ことになります。

では、この認識を正しく行うにはどうしたらよいのかについてですが、そもそも人間は生まれてから、様々な物をその目で見て、その手で触れて、それがどういうものかということを把握していく生き物です。赤ちゃんが最初から物事を明確に把握できるわけはありませんよね。これはあなたも直感的にわかると思います。

であれば、大人に成長した今、物事を自然に認識できるようになったのは、赤ちゃんのときから認識力を鍛えてきたからだということになります。そして、これは意識的にではなく、ほとんど無意識の状態で育まれたことでしょう。あなたもこれまで意識的に認識力を鍛えようと思ったことはないはずです。

では認識力を鍛えるとはどういうことか。

それは認識の正確性を高めることに他なりません。

 

 

では正確性を高めるにはどうしたらよいのでしょうか?

あなたはどんな活動を行う場合も、目的と現状の差から、自分がとるべきアクションを考えると思います。同じように正確性を高める場合も、自分が認識した内容をアウトプットし、それらを”正解”と比較することで、認識の正確性を評価し、それを基に認識のやり方に修正をかけていくのです。

たとえば、りんごがあったとして、それを子供が梨だと誤認してしまったとしましょう。それが梨であるとアウトプット、つまり言葉や文章などを思い浮かべ、それを周りの意見や自分のこれまでの経験と照らし合わせることができるようにします。子供の梨だという認識に対し、周りの大勢がりんごだといい、また、その子の経験上の”梨”と目の前の”それ”の表面のざらつきなどの特徴に違いがあることから、目の前の”それ”は梨ではなく、りんごに該当するものだと認識を改めるわけです。

少し哲学的な話になりますが、実際、認識の正解が何かなんて決まりませんし、わかりません。目の前にあるものが実際にそこにあると認識していても、実際にはなく、そういう風に操作されているとも考えられます。

あなたが映画の「マトリックス」を見たことがあるならば、想像しやすいと思います。主人公のネオは普通に現代社会で生きており、目の前の現実を本当にあるものと思い込んでいました。ですが、実はそれは機械によって、そのように認識させられていただけだったのです。

このように”ある認識”が本当に間違いではないと証明はできません。しかし、現代社会で周りの人たちと共存する中で、ほぼすべての人がりんごと認識したものはりんごだと判断して良いのです。この世界で生きる上での認識が正確かどうかはその範疇の話で問題ないからです。

つまり、この世はみんなの信用で認識の正解が決まっているようなものです。ただし、りんごとは違い、”思想”などの抽象的なものはどのようにその意味を認識するかがそれぞれ違ってきます。つまり、みんながみんな同じものを正解とするわけではないので、どのように認識するかはあなた次第です。そしてここでも、他人に影響されすぎないように、主体性が問われるわけです。

話が少し脱線しましたが、こういった認識、文章化、評価を行う一連の作業を赤ちゃんの頃から、無意識に繰り返して認識力を高めていくわけです。

 

前回、私は認識は論理的思考の前提にあるものだと述べました。ですが、以下に示すように論理的思考の正しさを左右する”認識”を高めるプロセスに論理的思考が伴っています。

 認識 ⇒ 文章化 ⇒ 論理的思考により評価 ⇒ 認識の修正

つまり、これらはどちらかが先で、そちらを鍛えれば、もう片方はついていくるというより、表裏一体の関係となっていると言えるのです。そして各々を高めようとすれば、お互いに良い影響を与える好循環になるということが言えます。下の図で言うと、ちょうど左ではなく、右のようなイメージです。

    

認識力はどうやって育まれるのか ?どうすればよいのか?

 

この答えは

”好循環サイクルに入り込めば大丈夫”

です。

始まりはどちらでもよく、認識、論理的思考を共に繰り返していけばいいのです。認識はインプットとも言いかえられます。そのインプットをアウトプットし、論理的思考を巡らせ、またインプットを行う。つまり、とにかくインプットとアウトプットを繰り返し行うことが重要なのです。

次回はこの具体的アイディアについて考察してみたいと思います。

今回は少し込み入った話で分かりづらかったかもしれませんが、最後まで読んでくれてありがとうございました。質問、ご意見等ありましたら遠慮なくどうぞ。

それでは、また。

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